今回はテクニカル指標は不要、覚える必要なしという話をします。
テクニカルは必死になって極めようとしなくても、極端な話、全く使わなくても勝てます。
むしろ、既存のテクニカル指標に頼っていると、チャートの鉄板パターンにいつまでも気が付かないかもしれません。
要はテクニカル指標を覚えなくても勝てるということです。
テクニカル指標を駆使して、それで安定した利益を出している人も居るかもしれませんが、この手法はFX攻略法ですと初心者向けに証券会社が宣伝で使った謳い文句として広まったものです。
極端な言い方するとほぼ気休めです。
為替相場にはファンダメンタル要素(経済状況)も含まれますが、為替チャート自体には時間軸、価格軸しか存在せず、ファンダメンタル要素も当然、テクニカル指標のパラメータとしては取り込まれません。
値動きの答えをテクニカル指標に求めると、盲目になる恐れがあります。
テクニカル指標を使っていない人間の意見なので、どこまで言っていいのか分かりませんが、テクニカル指標はあくまで値動きの目安にしか過ぎず、テクニカル指標上でサインが出たからといって、それが信頼に足りうるものかどうかは疑問が残るところです。
ライントレードはテクニカル指標に含まれるのかという疑問もありそうですが、私は一応別モノとして認識しています。
既存のテクニカル指標よりも、むしろこっちを先に学んだ方がいいと思います。
実際、私はこのライントレードを取り入れています。
チャート本来の特性を理解できる領域にまで踏み入ることができた側の意見としては、値動きの答えはテクニカル指標にはありません。
正確に言うと、機能する場合と機能しない場合があるため判断材料として不明確といえます。
既存のテクニカルに頼り過ぎていると、自分自身の「チャートの気付き」を阻害することに繋がるのでは?とも思います。
極端な話をしてしまうと、テクニカル指標はもちろんのこと、ラインを表示しなくてもチャート目視だけで勝てます。
相場の答えは、目視で確認できるチャートの中に全て含まれているからです。
私もライントレードを活用していますが、ラインは補助的に引いているに過ぎません。
本来ならチャートから読み取れる情報を、ひとつひとつ丁寧に紐解いていきます。
長い経験とチャートの特性が頭に入っていないと、紐解けないと思います。
初心者が3年やったくらいでは全然足りません。
トレンドラインを引きまくるとかそういうレベルの話でもありません。
チャートの状態によっては、普段であれば確率「1/2」の世界が、限りなく「1」に偏る鉄板の形(お決まりパターン)というものが存在します。
ある価格ラインを超えると、「ここまでは抜いてくる」という、次の直近未来の動きがほぼ確定する形があります。
チャートの形からそれが判断できるようになります。
おそらく、アルゴリズム売買によって、目標とする価格帯まで一方的な強制力が働いて、無理やり次のチャートを形成しにいくからだと思います。
「準備が全て整った状態のチャート」とも言えます。
私はそういう鉄板パターンで確実に勝ちを積み上げていますが、おそらくこれをテクニカル指標としてプログラムに落とし込むことは不可能だと思います。
構築している理論が、あまりに裁量的で複雑だからです。